戦争は勝てばやってもいいのか

自民党稲田朋美議員のHPの言葉が非常に腹が立つ。
明治維新からの近代化政策により日清、日露の戦争に勝ち、近代国家へと生まれ変わることができたのです」
と書いてあるが、まるで戦争に勝てれば戦争を仕掛けてもいいといっているようだ。
正義の戦争なんてあるはずがない、どちらも大きな傷を負うのが戦争だ。

確かにたとえば「朝鮮戦争によって日本は戦争特需で近代化した」と高校で習った記憶がある。それは決して肯定的には書いてはいなかったように思う。
女性は一番優しい存在のはずである。子を思い、夫を思いどんな形のものでも戦争は否定すべき立場であろうと思う。
顔は随分と美人に見えるが、そんな人がこんなことをいうなんて鬼の心をもって仮面をかぶっているちがいない。(桜井よしこと一緒だ)

まあ、こんな人が自民党内にいるのだから、今回の「国民投票法案」も行く末は「戦争を仕掛ける」「戦争を仕掛けられたらやり返す」となるのであろう。

喧嘩も勝てばやっていいのだろうか?泥棒も成功すればやっていいのだろうか?
是非ともこんな議員はいなくなってほしい。そのためにもいろんな部分で不備のある「国民投票法案」は廃案にして憲法改正(前文・9条)の動きを止めさせなければならない。