優しい若者

最近の若者は思いやりがない、利己主義であると思っていたが
昨日夫婦で買い物に行ったときに優しい若者に会った。
私は正月のお年玉?で2000円のマフラーを買った。
買い物にそれをしていった。
帰りに奥さんが沢山買い物をして大変そうだったので
車から急いで降りたが、その時に軽くかけていたマフラー
を飛ばしたのを忘れたらしい。
急いで荷物を持って車に乗ろうとしたら20歳くらいの若者が
「これを落としませんでした?」とマフラーを持ってきてくれた。
かなり時間がたっていたので、探していてくれたのか車から見ていて
待っていてくれたのであろう。
「ありがとう」とは言ったが、丁寧なお礼は言わなかった気がする。
久しぶりにほのぼのとした気持ちになった。

その後私たち夫婦は落し物の手袋を見つけた。
さっきの若者のお礼にと思い手袋を店に届けて帰った。

帰りの道では相変わらず滑る冬で皆渋滞を我慢して並んでいるのに
横を通って他の車を追い越していく暴走族風の若者がいた。
ついさっきの若者と比べてしまった。

今年はあの若者のように他人に「親切・思いやり」を心がけようと思った。
それは必ず自分に帰って来る筈だ。
その証拠に私がほのぼのとした気分になった。

「最近の若者は」という一括りでの言い方は年寄りになった証拠であろう。
若い・年配にかかわらず、よい人は沢山いるのである。