今年の訃報から

1、小田実
私が政治に関心を持つようになったきっかけになった「ベ平連」を主導していた人だ。
高校時代にベトナム戦争での虐殺が報道され「ベトナム人の首を持って笑う」アメリカ兵の報道写真を見て「これは僕でも何かをしなければ」と思い校内にその写真を貼って
「日本は平和だがベトナムではこんなむごい戦争が続いている、私たちは黙っていていいのでしょうか!」とビラを配った。
それからデモにも参加するようになった。
「友よ」が今も私の頭の中で全世界に広がっている。

2、筑紫哲也
高校時代は「朝日ジャーナル」と「平凡パンチ」をよく読んだ。
その時の編集長の名は忘れたが後に編集長を務め頑張った人だ。
テレビでは「平和」を訴えていた。
今の時代にこそ、上記の雑誌が必要なのではないだろうか。